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90代女性の大腿骨頸部骨折後、公共バスの利用を獲得した事例


90代女性独居。遠方に娘さん在住。一軒家に住まわれている。

自宅近隣で転倒してしまい大腿骨頸部骨折受傷。人工骨頭置換術を施行されて病院入院による長期リハビリテーションを実施。自宅内を歩行器を使用して歩けるまでに改善。入浴や歩行器を使用して近隣スーパーへ買い物などもお一人で安全にこなせる状態となった。

身の回りの生活は一人でこなせていた。病院受診などで外出の際はお一人でタクシーを利用。骨折以前は公共バスを利用して出かけていたため、また乗れるようになりたいと希望が聞かれた。バスを利用するためには歩行器をバス車内に持ち込めないため杖歩行を獲得される必要があった。

リハに対して強い意欲があり、自主トレなどを欠かさずこなすことが出来ていた。危険なことを行わない慎重さを持っていた。

路線バスに一人で乗れることを目標として定めた。

まずは、バスに歩行器を持ち込めないため杖歩行獲得のための練習を行った。筋力訓練、バランス訓練、杖歩行訓練。杖歩行訓練では坂道や不整地など屋外のイレギュラーな環境に対応できるよう入念に行った。路線バス乗車の為にはバスの入り口の高い段差を乗り越える必要性があり高い段差での練習を繰り返し実施。ハンドバッグを把持した状態での練習などより具体的な練習を実施。杖歩行獲得後、実際にリハビリの場面で路線バスに乗車して練習を実施した。

公共バスを利用した外出を獲得されてリハビリテーション目標達成。訪問リハ終了の運びとなった。


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