top of page

鶏眼(魚の目)に対してインソール調整で対応した事例

  • houriha9
  • 2024年5月30日
  • 読了時間: 1分

80代男性。脳梗塞、不整脈にてペースメーカー留置

両足鶏眼(後述)あり、痛みの影響で自宅内移動が不安定となっていた。担当ケアマネジャーより紹介あり、訪問リハビリテーション開始となる。

両足裏に鶏眼あり。歩行時の足裏痛から屋内歩行は歩行器利用も不安定。連続歩行距離は5m程度。屋外歩行は車椅子介助。デイサービス、訪問看護も利用。

ご家族の支援が手厚い。状態改善に前向き、インソールなど環境変更に理解がある。

鶏眼による痛みの改善、痛みによる活動量低下、筋力低下、歩行不安定性の改善

①足裏の状態評価 ②インソール選定、フィッティング ③運動療法 ④痛みの再評価

※①~④を訪問毎に実施し、痛みの出ないインソールを作成した。

鶏眼部を除圧する形でインソールを作成したことで、歩行時の足裏痛の改善が得られた。痛みが改善したことで活動量が増え、体力や筋力、歩行安定性が向上した。ご家族支援を受けながら外出も週1回程度行えるようになった。

最新記事

すべて表示
家事動作練習を通して母としての役割再獲得を目指した症例

40代女性 被殻出血、症候性てんかん。 要介護2 202X年に脳出血発症。入院加療により、家事動作一部実施可能な状態でご自宅へ退院。退位後はご家族の協力が手厚く、本人も遠慮して家事は一切行っていなかった。半年ほど前から家事実施に意欲が出てきたため、訪問リハビリテーション利用...

 
 
 
手指巧緻動作の改善が難しい症例に対する介入

疾患名 脳梗塞 既往 右腱板断裂、右膝人工関節置換術後、頚椎症性神経根症 希望 右手でスプーンを持てるようになりたい。 脳梗塞発症し、4ヶ月間の入院加療を経て自宅退院。退院に合わせて週2回訪問リハビリテーション利用開始。...

 
 
 

Comments


Copyright © 2020 Nagano Chuo Hospital. All Rights Reserved.

bottom of page