70代女性 両側変形性股関節症 左股関節人工骨頭置換術後
両股関節痛あり、左股関節の手術を実施し、自宅退院。疼痛残存強く、外出などの活動を制限せざるを得ない状況で、運動指導希望あり訪問リハびりテーション利用開始。反対側の股関節手術も控えている。
自宅内での基本的な動作は自立しているが、長時間立位は疲労感強い。外出機会はあるが、階段などの環境では不安がつよく、頻度は自主的に制限している状況。
移行は明確で意欲が高い。ご家族の支援が得られる。友人との交流が多く、疼痛や不安の改善が得られれば、活動的に過ごしていけそう。
疼痛緩和を図りながら、運動習慣をつけて、手術に向けて体力を維持向上できる。
家事遂行にあたって、余裕を以て行える。
屋外歩行の安定性向上を図り、近隣スーパーへの買い物や友人との外出が出来る。
疼痛緩和や体力向上を図るため、ストレッチや筋力強化などの運動療法や自主トレーニングの指導
家事遂行の疲労軽減のため、環境の調整として調理時の椅子の用意、お風呂掃除の長柄ブラシ使用などの提案。
外出時の持久力向上のため。屋外歩行練習や階段昇降練習、実際の買い物練習を実施。
自主的な運動が定着し、手術後の疼痛は消失。買い物や友人との外出も出来ており活動範囲拡大、頻度増加につながった。反対側股関節の手術に対しても自身の身体状況、生活状態などを踏まえて前向きに考えられている。
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